世界最南端の街、ウシュアイアで蟹を食べよう!!
むら「えらい遠いとこまで来てしもうたのう、ばあさんや」
やま「そうじゃのう、じいさん」
はい、というわけで、えらい遠いとこ、ウシュアイア到着でございます!
ついにアルゼンチン、いや、世界最果ての地です。
世界最南端の「村」はチリ側のプエルト・ウィリアムスやプエルト・トロらしいんですが、人口とか町の定義とかいいんです、そんなことは!
とにかく、アルゼンチンまで来たし、とりあえず最南端に来てみたかったのです。
最南端っていうから、どんな辺鄙なところだろうと思っていたのですが、意外にもお花がたくさんの港町でした。
身近なお花を見るとなんか安心。
でっかい豪華客船や南極に行くクルーズ船も停泊します。
港の逆側はのどかな雰囲気。
コンテナいっぱい!
銀行もある。
これ郵便局。
やっぱり、僻地だけに流刑があったみたいですね。
昔の刑務所です。
今は博物館になっていて、見学しようかと思ったけど、入館料が高かったので入り口で引き返しました。
最南端わんこ。
そして忘れちゃだめなのが、蟹!!
カニですよ奥さん!!
ウシュアイアはカニで有名なんですって!
物価が高いパタゴニア。
自炊続きだったのでたまには外食しちゃいましょ〜♫♫
ウシュアイアにはシーフードレストランが結構あるので、その中のひとつにやってきました。
オープンして割とすぐ満席になったので、早めに行くが吉です。
さすがに生簀のまるまる1匹は手が出なかったけど、キロ5000円くらいな感じです。
と思ったら日本からツアーで来たおじさまおばさま、まるまる一匹のコース食べてました!
日本人はカネモチダナ−
やまぐちとむらおかが頼んだのはカニのグラタンと炊き込みご飯ぽいやつ。
料理系は冷凍カニを使ってるらしいけど、それでもおいしかった。
げきうま。
しあわせ!!
やっぱり、旅は食ですよ!!!!
お会計、二人で7000円ちょっと。
いいんです、たまには。
ちなみに、ふだんの自炊飯はこんなかんじ。
一番安いパックのワインと、
冷凍ラビオリのトマトソースがけ。
イルダおばさん家の裏の魚屋で買ったイカパスタ。
最南端証明書もゲットしたし、次はチリ側プンタアレナスに向かいます。
むらおかもウシュアイア楽しんでるみたいですよ〜
☆ウシュアイアまでの行き方☆
エル・カラファテから飛行機でビューン!!!
1時間20分で到着。
だって、安いし速いんだもん飛行機。
(1,748ペソ=約12,600円/人)
無愛想なアルゼンチン航空のカウンターはエル・カラファテのメインストリートにあります!
☆ウシュアイアのお宿情報☆
イルダおばさんの家
予約無しで行きました。
場所がわからなくて、色んな人に聞きそれでも分からなくて一時は違う宿にしようかなーと思ったぐらいです。
看板もないのでご注意。
なのに、外観、部屋の写真すっかり忘れてました〜
とりあえずグーグルマップ。
ここです。
薄緑色の建物で、ドアに小さく「生流大Hilda」と書いてあります。
気づくかどうかはアナタ次第!!
いやほんとに、普通の家です。
ドアも鍵かかってることが多いので、閉まってたら気長に待ちましょう。
1泊300ペソ(=約2160円)/人 →ウシュアイアで一番安いと思います。
部屋は3人部屋ドミだったりダブルベットの個室だったり、その日の人数とおばさんの気分です。
おやつやおかずを分けてくれる優しいおばさんと娘さんがいます。
キッチンはおばさんと共同、シャワー・トイレは部屋にあります。
お歳のせいか、急にイルダルールが発令される時がありますが、そこは暖かく見守りましょう。
野良猫と家猫の中間でたくさんネコがいて、部屋の中にも入ってきます。
猫好きには最高です!!
さてさて、バックパッカーらしくバスでプンタアレナスへGOOOO!
やまぐち
やっほー!フィッツローイ!!
今日はさっそくフィッツロイ目指してトレッキングしようと思います!
エル・チャルテン近辺は、エル・カラファテから続くロスグラシアレス国立公園になっていて、氷河や湖など見どころも多く、色んなルートがあるそうです。
自然はでっかいなあ。
やまぐちとむらおかは片道10キロの展望台コースに決定です。
ちなみに、1日かけて麓まで行くルートも人気がありますが、われわれはフィッツロイを見れたらいいので、10キロコースにしました。
麓までいかなくても、見れたらいいんです!
ええ、ヘタレですともwwなにか?
お昼のフィッツロイもきれいなんですが、まずは朝日に照らされて真っ赤→黄金に光るフィッツロイが見たい!ということで、朝4時に出発です。
まだ真っ暗。
一応2月なので夏シーズンに当たるのですが、寒い寒い。
ババシャツ、長袖シャツ、ダウン、ウィンドブレーカー、ニット帽、手袋の厳重装備です。
歩いてる間に暑くなって脱ぎますけどね。
とにかく宿出た時、朝日待ってるときがむちゃくちゃ寒いです。
手袋は、100均で売ってそうなフリースのダサいやつを700円位で買いました。
なぜなら、アタカマに行く途中の温泉の脱衣所にペルーで5ソレス(約175円)で買ったかわいい手編みの手袋を置いてきてしまったから(T_T)
むらおかは全然忘れ物しなくてエライな−
さて、展望台まで約2時間半。
そんなに登りではないのでサクサク歩けました。
パイネとは大違い(トラウマ)
展望台に着いたら、温かいホットコーヒー飲みながら日の出を待ちます。
同じ宿のN氏に寝袋借りました。
少し明るくなってきた!
中央右の白い光は、チーム「真近でフィッツロイ」(知らんけど)の人たちのヘッドライトです。
しばらくすると…
東の空がめちゃくちゃキレイです!
刻々と変化する雲のいろ。
西にあるフィッツロイ。
ばばーん!!
さきっぽが染まってきました!!!!
少しずつ少しずつ。
やがて全体を赤く染め上げて、
一回落ち着きます。
右奥に氷河が見えます。
そして、黄金!!!
きれーーーーい!
そして、15分ほどのショーは終わり、通常営業。
しばらく眺めていました。
むらおかと色んなお話をしました。
あ、そういえば、
ロゴ!
うーーーん…まあいっか。
ここでやまぐちとむらおかは町に引き返します。
もちろん、この先の湖や麓を目指す人もいます。
帰りはのんびりお散歩気分。
暗くて見えなかった景色を堪能しながら。
ちょっと寄り道。
鳥にも出会いました。
登山口に戻ってきました。
午後からは洗濯しに行ったり、お土産見たりお昼寝したり、宿の裏の丘にのぼったり、のんびり過ごしました。
物価が高いけど、素敵な町です。
そうそう!!
やっぱり自然なので毎日見えるわけではありません。
やまぐちとむらおかも実は2日連続で登りました。
特に山頂には雲がかかりやすい。
1日目。。。
フィッツロイさんはどこ??状態。
そのまま日が昇ってきてしまい…
なんとも、もや〜ですね。
でも、とってもたのしかった。
行ってよかったです、エル・チャルテン。
次はいよいよ世界最南端の町、ウシュアイア!!
やまぐち
フィッツロイ見に、エル・チャルテンに移動!!
パタゴニアの旅、続きましてフィッツロイを見に行きたいと思います。
フィッツロイ???
山です!!
フィッツロイがなんでこんなに有名かというと、、、
壮大なパタゴニアの大自然を堪能できるトレッキング&キャンピングルートというのはもちろんですが、
あの有名ブランドのロゴのモデルになっているからなんですね〜
あの有名ブランドとは…。
じゃじゃん!
アウトドアブランドのパタゴニアでございます。
へーへーへー!
でも、カリフォルニアの会社だそうです。
そんなフィッツロイを一目見ようとミーハーやまぐちとむらおかは麓の町であるエル・チャルテンに向かいました。
エル・チャルテンまではエル・カラファテからバスで4時間ほどです。
料金は片道一人450ペソでございます(約3240円)。
南米をずっとバス移動してると4時間なんて屁の河童です〜
ここで気をつけるポイントをひとつ☆☆
エル・チャルテンは、トレッキングのスタート地点というだけのほんと小さな村レベルの町です。
なので、ほとんどのお店でクレジットカードが使えません(´;ω;`)
もちろんバスも…
アルゼンチンのたかーいATM手数料のことを考えると、予定が縛られてしまいますが
エル・カラファテのバスターミナルで往復のチケットを買っておくのをおすすめします。
例に漏れず物価も高いので、羽が生えたように現金が減っていく町、エル・チャルテンです”\(^o^)/”
トレッキングのお供プリングルスがまさかの600円超え。あほか。
エル・チャルテンに着いたら、パタゴニア恒例のお宿探しでございます。
やっぱり去年の情報よりどこの宿も値上がりしてる〜(T_T)
Rancho Grandeという宿が、広くて新しくてキレイで狙ってたのですが、3000円くらいしたので断念。
そしてようやく見つけた宿がこちら。
クアトロ エスタシオネス!!
混合ドミトリー&キャンプサイトの宿です。
一人180ペソとエル・チャルテンでは最安。
シャワーは男女別、大きなキッチン付きです。
キャンパーがキッチン使ってる時はリビングが大混雑ですが、それを外せばわりとゆったり調理することが出来ました。
芝生のお庭も気持ちいいしね。
むらおかはここのお庭でミツバチ観察にはまっていました。
もふもふしてかわいいそうです。
ダイジョーブ??(´・ω・`)
そうそう!
バスターミナル出てすぐの街中にも宿が何軒かありますが、朝日に輝くフィッツロイを見るために真っ暗な早朝出発ということを考えると、
できるだけ登山口に近い宿をおすすめします!
バスターミナルからは遠いですが、スーパー、ランドリー、レストラン、お土産屋さんなど割りと近くにあって不便ではなかったです。
レンタルギアのお店もありますよ(^^)/
ちなみに狙ってた宿Rancho Grandeは、バス会社が経営していることもあって、宿の目の前から帰りのバスが出ます。
いいなあ〜
さてさて宿も決まったし、早速スーパーで肉を買って明日に備えます〜
※スーパーの入荷日も決まってて、売り切れると次の入荷日までありません…
野菜もありますが、しんなりしてるのが多いです。
高いし、ここはフィッツロイ見たらささっと出るのが吉かと。
やまぐち
やまぐちとむらおか、ペリトモレノ氷河を歩く
今日はたかーいペリトモレノ氷河ミニトレッキングについて書こうと思います!
それにしても高かった。
この旅で一番高いツアーだったんじゃないかな。
高いなあ…ブツブツブツ
そもそも氷河って!?
氷の河??
マンモスでもいんのか。
って状態からスタート。
いや、普通に日本のたいして寒くもないところで暮らしてたらイメージできませんよね。
ね?
ね?
さきに結果を言うと、
とても満足のいくツアーでした。(*´∀`)ノキャ
朝、申し込みをしたHielo & Aventuraのお店の前でピックアップのバスを待ちます。
ホテルにも送迎来てくれるようですが、やまぐちとむらおかが泊まったホステルの
場所がわからないとのことで、お店の前まで行くことにしました(T_T)
もちろんバスは遅れて来まして〜
もはやそんなことには動じなくなったやまぐちとむらおかでございます。
バスの中で腹ごしらえのおにぎり〜
お米の種類にも色々あり、アルゼンチンでは「ダブルカトリーナ」というお米が日本米のようにねばりがあり、おにぎれます!
南米、お米たくさん売ってますが、にぎってもパラパラ〜って崩壊するのもあるので要注意です!
米処出身むらおかもいるので、米へのこだわりは強めであります(`・ω・´)ゞ
そうこうしているうちに、バスはペリトモレノ氷河がある国立公園に到着です。
ここでひとり330ペソ(約2300円)の入園料?環境保護費?がかかります。
ちゃっかりしてまんな〜
ここからは船移動♪
名前呼ばれて、船に乗ります。
まだ氷感ありません。
リバークルーズでも行くのかしらホホホ
船で15分ほど行くと…
おおおおおお?
おおおおおおおおお!!!なんかある!!
川が急に氷に変わります!
ホンマに凍ってるやん!!
感動してしまいました。
崩れて流れてきたやつ。
ギザギザ!!
これは人生で初めて見る景色。
氷河が始まるところで岸に上陸!
土からいきなり氷にかわっています。
ざっと見ましたが、マンモスいなさそうです。ザンネン
ここでざっくり説明を聞いて、
氷河トレッキング開始。
お兄さんがスニーカーにアイゼンを着けてくれます。
こんなん。
歩きにくっ!!
みんなで並んで歩きます。
気分はペンギン。
しばらく歩いたりのぼったり、意外と体力使います。
でも、クレバスはホント綺麗でした。
きったない三十路の心が浄化されていきます。
さらに歩きます。
土壌の砂が飛んでくるのか、所どころ黒いです。
まあミニトレッキングなので、ヨシとしましょう。
それにしても、歩きにくいな…アイゼン。
やまぐち隊長の心が再び折れ始めたところで、
何やらアシスタントのお姉さんが氷をピッケルで一生懸命削っています。
これはもしや…
お待ちかね!!!!
氷河の氷でウイスキー!!!!!!はお好きでしょ♪♪♪
これがあるから氷河ツアーに申し込んだと言っても過言でない。
乾杯♡
元気を取り戻しました。
ああ楽しかった。
再びバスに乗って帰路へ。
と思いきや、バスは反対方向へ進みます。
向かった先はなんと!!!!
展望台!!!
さっき歩いたのとは違うポイントの氷河をみることができます。
氷河三昧。
じーっと見てると、
ピキピキピキッ
ゴゴゴゴゴゴゴ
ドーン
バッシャーン!!!!
ってかんじで目の前で崩落を見ることが出来ます。
す、すごい。。。
自然ってすごい。
やまぐち隊長もすっかり大満足な氷河ツアーでした。
高いけどね。
むらおかも楽しんでましたよ。
ホラ↓↓
次はエル・チャルテンに移動。
あの有名な山を見に行きます!
やまぐち
氷河を見よう!!プエルトナタレス→エル・カラファテとやまぐち世界一周の目的
さてさて、パイネ国立公園の次は、ペリトモレノ氷河をに行こうと思います。
と言っていますが、日本を出て6ヶ月。
なんだか最近、世界一周の目的がわからなくなってきたやまぐちであります。
今、こうやって旅をしてる毎日は楽しいけど、わたしは何がしたいのかな?
きれいな景色が見たいのかな?
むらおかと一緒にいれたらそれでいいのかな?
何かすごいことをして結果を出さなきゃいけないのかな?
どこに行ったらできるんだ?
てか、何するの?
世界一周の意味ってなんだ??
何が言いたいのかと言うと、
消費ばかりしてる毎日に、見えない将来に漠然とした不安を感じ、
なんで世界一周してるのかわからなくなっていました。
やまぐちとむらおかの世界一周ルートは基本二人の行きたい所を選んで行っているわけですが、
最近のやまぐちは情報収集を放棄。
むらおかが行き方や現地情報をぜんぶ調べてくれていました。
はじめは少し頼っていたのですが、むらおかが全部フォローしてくれるので
それに甘えきり、ついてくだけのやまぐち。
なんかよくわからない。
楽しいけど、ほんとの楽しさではない気がする。
こんな状態にむらおかが気付いてないはずもなく、話し合いました。
結果、
・わからないじゃなくて考えよう。
・二人の旅は二人でつくろう。
「旅の目的」を問われると、まだビシっと答えることは出来ませんが、
考えることを避けていたやまぐちにとって、むらおかと向き合って話せたことは、大きな前進になりました。
そうです。この一体何に悩んでるのかも本人よくわからない感じ。
やまぐちはめんどくさいやつなんです
(´;ω;`)
(´;ω;`)
(´;ω;`)
そんなこんなありーの、旅の話に戻しまーす。
プエルト・ナタレスのバスターミナルに行くとバス会社ごとにカウンターがあり、
数社がエル・カラファテ行きのバスを出しています。
ので、いくつか回って都合のいい時間のバスを予約しましょう〜
値段はどこもほぼいっしょでした。
4.5時間(片道一人13000チリペソ=2210円)
パタゴニアはチリとアルゼンチンにまたがっているので、出たり入ったり、
パスポートのスタンプがいっぱいになります\(^o^)/
チリ側の国境の街でバスを降り、スタンプを押してもらい、少し進んでアルゼンチン側で入国手続きをします。
↓アルゼンチンのスタンプ押すところ
荷物検査なし\(^o^)/
チリで使い残したキャベツをカバンに入れたまま入国できました♪
逆に、チリは食べ物の持込みが厳しく、アルゼンチンからチリに入国する時が厳重な手荷物検査があります…
サラミとか肉製品を没収されてる人もいましたのでお気をつけくださいまし(´;ω;`)
アルゼンチンといえば、過去に財政破綻してる国。
さぞかし錆びれてるのかと思いきや…
え、なんか潤ってそう!!
ちょっと歩くとこんな湖も。
しかーし、物価が1年前のブログの倍近くになっていました!!!
たかーーーーい…(´;ω;`)
あとね、ATM!!!
やまぐちとむらおかは、日本で作った銀行のデビットカードで現地通貨を少しずつおろしているのですが、
ここアルゼンチンは、手数料がめちゃくちゃ高いのです。
どこの銀行も日本円にして約700円…
し・か・も
引き出し限度額が約20000円…
1回2万しか下ろせないのに手数料700円!?
宿代現金払いなのに(´;ω;`)
やっぱり潤ってないんじゃん。
外食なんてできないので、貧乏自炊決定です。
自炊①
自炊②
自炊③
ん?(*´∀`)
アルゼンチンと言えば牛肉とワインですよね♡
日本より安く買えるし、鶏肉とも大して変わらない値段で売られているので
自然と毎日ステーキに。。。(*´∀`)
しかも、
うっまーーーーい!!!
サシたっぷりの和牛とはまた違って、赤身の旨味というか、オージーやアメリカ産の硬い赤身ではなく、
とにかく、うまいんです!!
毎日食べても全然飽きませんでした♡
今までの南米の国は鶏肉が多かったので、久しぶりの牛肉は幸せ過ぎました。
肉ばっかり食べてたわけではありませんよ!!
ペリトモレノ氷河のツアーを申し込まなければ。
街にツアー会社が何軒かありますが、催行しているのは1社のみ(Hielo & Aventura社)で、
他はみんな代理店になっています。
価格も協定があるのか、どこで申し込んでも同じ。
ですが、なんとなく元締めのHielo&Aventuraで申し込みました。
ペリトモレノ氷河のツアーは2種類あって、
・ミニトレッキング2,400アルゼンチンペソ(=17,500円)
・ビッグアイス4,000アルゼンチンペソ(=28,800円)
え、た、たたた高くないっすか!?
これも下調べしてた去年の価格より値上がってました。
2つのツアーの違いは氷河トレッキングで行ける範囲で、ミニトレッキングは1時間半、ビッグアイスは3時間です。
もちろんビッグアイスの方が奥まで行くので、よりきれいな氷河が見られるそうです。
やまぐちとむらおかは、予算(予想以上に高かった)と、3時間も氷の上歩くのしんどそう…という
バックパッカーらしからぬ消極的な理由からミニトレッキングを選びました。
ちなみに、やはり高くてもビッグアイスの方が人気があるらしく、数日分のツアーは満員だそうです。
さて、ツアーも予約したし、明日が楽しみです♪♪
晴れますように!
----------------
エル・カラファテのお宿
例に漏れず、事前に調べた安そうな所を1軒1軒まわります。
宿はたくさんあるので、予算がキツキツじゃなければ困ることはなさそうです。
ただ、安いところはやはり満室のところがけっこう多かったです。
われわれが泊まったのがここ。Estrella Celeste。
家族経営のアットホームな宿でした。
なんとmaps.meにまだ載ってないのです。バスターミナルの南側(階段降りないほう)で、
Hostel Buenos AiresとHostel Amelの間にあります。
グーグルマップには載ってます!
ドミトリー、一人1泊200ペソ(1500円位)
部屋は2段ベッド3台で男女混合。
欧米人とアジア人の部屋をなんとなく分けてる気がしました。
シャワー、トイレ共用
キッチン(家族と共用で使用可能時間に制限あり)
→食器は貸してくれますが調味料は自分のものを使いましょう。
ここの目玉はなんといっても、わんこ!!!
3匹いますが、こんなかんじで癒やしです。
ちなみに、
隣のHostel Amelも空室かどうか聞いたのですが満室でした。ドミ一人1泊150ペソだそうです。
Hostel Buenos Airesはドミ一人1泊300ペソですが、お部屋はきれいでした。
実は、もうひとつ泊まった宿があります。
エストレジャの隣の通りにあるHostel Los Nietos.
ドミ1泊一人250ペソ。
条件はエストレジャと同じですが、エストレジャより少しきれいでした。
口コミで広まったのか韓国人多めでした。
さて、明日はいよいよ氷河ツアーです♪
少し心が軽くなったやまぐち
トレス・デル・パイネ。トレッキングでやまぐち心が折れるの巻
晴れそうだったのでパイネ国立公園に行くことにしました。
何があるって、ここはトレッキングとかキャンプとか、
とにかく自然がいっぱいあるのです。
1日バスツアー、日帰りトレッキング、3泊4日(いわゆるWコース)、
1週間〜といろんなルートがあるのですが、
せっかくだから山歩きたい…
けど、普段そこまで山慣れしてないやまぐちとむらおかは、
迷わず日帰りでトレス・デル・パイネを見て戻ってくるコースを選択。
無理しないのが一番です。
って言っても山道を往復9時間はものっすごいしんどかったですけどね!!!!
ほんとWコースにしなくてよかったです。
数日分の食料と寝袋、テントが入ったドでかいリュックの人たちを何人も見ましたが、
修行か何かかと思いました。
さてさて、コースを決めたら、街のスーパーで食料を買って、お弁当作って、
バスで国立公園の入口まで行きます。
プエルトナタレスから約2時間、バス代は往復一人15,000ペソでした。
入山届を書いて入園料を払います。(一人21,000ペソ)
バス1台分の人なので、結構並びます。
寒かった…
そこからトレッキング口までさらに白いバスで移動。(片道一人3,000ペソ)
トレッキング口には、パタゴニアのショップがあります。
忘れ物した人はここでどうぞ。
ここでやまぐち、目をつけてたセルクナム族モチーフのピアスを購入♡いひひ。
ちなみにナタレスの民芸品センターの方が5,000ペソ安かったですw
でもいいんだそんなことは!!
さて、
いざ!!!
結構人がいるのでついて歩きます。
ちょっと歩いて昼ご飯www
自作ハンバーガー。肝心の肉が見えてないよ。
けどおいしかった。
物価が高いパタゴニアでこのパンだけが安く、バックパッカーの主食になります。
まだやまぐちが元気だった頃。←
山を越え、
谷を越え、
川を渡り、
きのこだー♪♪♪
たっのしーいな♪
水分補給のメロン休憩。激ウマ。
キツネ登場!!!
4時間ほどすぎたところで、
まだか、、、、、
トレスの岩まだか、、、
鮭のように川を登って、登っても登ってもトレス・デル・パイネが見えません。
ちょこちょこ休みながら登ってましたが、木がなくなって、曇ってガスって、疲れて、
殺風景な山道に、
やまぐち隊長の心が折れました。
「ガスってて見えなくて過ぎちゃったんじゃないの???
もう帰ろうよーハァ」
といい出す始末。
自分で言っといて何ですが、これはヒドイ。
疲れると周りが見えなくなると言いますが、コレは大人げないですね。
そこで、まだ体力のあるむらおか隊員、先に見に行ってくれました。
だらだらいやいやついてくやまぐち。
さらに行くこと10分。
ありました!!
通り過ぎてませんでした!!
水の色がなんともキレイ。
こんな山の上にこんな景色があるなんて。
この瞬間は、疲れを忘れたような気がします
パンフレットのようにはいきませんが、なんとか3本見えました。
しかし。
じっとしてると寒くなってくるので、すぐに疲れを思い出し。
やっぱり心折れてましたwww
完璧な3本を見たく雲の切れ間を待つむらおかを置いて、先に下山するやまぐち。
すぐ追いつかれました。
同じ道を引き返します。
ゴロゴロ岩にくだりで、しばらく膝が笑います。
帰りの写真が殆どない笑
なんとかトレッキング口のホテルがあるところまで降りてきました。
なんとも辛い思い出のパイネトレッキングでした。
途中にキャンプ場もあったから、そこで1泊するのんびりプランでもよかったのかなあと思います。
やまぐち
パタゴニア、パイネ国立公園の玄関口、プエルトナタレスへ
魚三昧、居心地のいい日本人宿汐見荘を出る日がやってきました。
ついについにパタゴニアへと向かいます。
パタゴニアっつっても広く色々とありますが、やまぐちとむらおかは
まずはパイネ国立公園の玄関口、プエルトナタレスに向かうことにしました。
まだ日も明けていない早朝、コレクティーボに乗ってビーニャのバスターミナルへ。
このコレクティーボ、日本のタクシーと一緒で深夜料金でした(2200ペソ)!
最初、ぼられてるのかと思いきや、フロントガラスにちゃんと料金表貼ってありました。
さすがチリ。
ボリビアとは違いますね。
朝一番のバスに乗ってサンティアゴ空港へ向かいます。
前日にネット予約しておいたのですが、すでに残席僅かでした。
そんな早朝便で満席なんてまさかまさか〜と思いながら一応予約を入れたのですが、
大正解。
ほんとに満席でした。
予約なしのお兄さんは断られていました。
よかったあああああ!
ナイスむらおか(´;ω;`)
そんなこんな、無事飛行機に乗りまして、いざ、パタゴニアの玄関口、プエルトナタレスへ。
ビューン。ゴゴゴゴゴ。
ついた。
早朝からの移動であーしんど。
顔が疲れすぎてて、お見せ出来ませんw
バスでのんびり下る人もいますが、ホント飛行機にしてよかった。
こっからちょこちょこ飛行機使っていきます。
さて、
まずは街に出ましょう。
あれ、、、
ガラーン。
バスとかないの(・∀・)??
タクシーは(・∀・)??
ツアーとかレンタカーとかの送迎車のみ…
やばい…
しばらく待つと、街からお客を乗せたタクシーが1台やってきました。
タクシー争奪戦開始。
もうね、日本人は控えめだとか言われなくていいから、
タクシーめがけて早足で一直線。
トランクに荷物入れたもんがちです。
見事ゲット。
大阪人ですからね。
おばさんと相乗りして3人で街に向かいます。
街までの料金は決まっていて、3人で割り勘できました\(^o^)/
(二人分で4500ペソ)
続いて宿探し。
パタゴニアは、チリの中でも物価が高く、
且つネット載せてない宿が多いと聞いたので、
過去ブログでいくつか目星をつけておいて、直接交渉します。
われわれが泊まった宿がこちら。
ホステル エストレジータ デル スール。
ネットに載ってまーすwww\(^o^)/
ホームページまである〜
1泊ツインルーム二人で25000ペソでした。
一人2000円ちょっとですね。
トイレ・シャワー共同だけど、広くて綺麗でした。
宿も確保できたし、あとはのんびり。
基本、パイネ国立公園に向かうために滞在する人が多いので、
この街ですることと言えば、
・スーパーで買い出し
・散歩
・民芸品センターでお土産さがし
くらいです。
カナダのイエローナイフと似てる気がする!!
懐かしいなあ…
やっぱり地球の上の方と下の方は似るんですかね。
お花も咲いてます。
虹!!!
民芸品センター。
羊毛品とか多かったです。
パタゴニアの先住民、裸族のセルクナムがやまぐちのお気に入り。
服を着る習慣がなくて男性は全裸にペイントが正装らしいです。
しかし、侵略してきたスペイン人に服を着ることを教えられ、
着るようになったのはいいものの、
洗濯するということを教えてもらわなかったので、
汚い服を着続けて免疫のないバクテリアに侵されて絶滅したらしいです。
ほんまかいなwww
女性はこんな感じ。
さて、
天気を見つつ、パイネ国立公園トレッキングに向かいます〜
やまぐち