やまぐち、ついに牛タンをさばくの巻
メンドーサに来てから、毎日ステーキ&ワイン三昧のやまぐちとむらおかです。
飽きたり胃もたれしたりするかと思いきや、ぜんっぜん!!
むしろ絶好調で毎日肉とワインを胃袋に流し込んでおります。
日本の和牛のように、繊細な脂身ではなく赤身なのですが、某国産のような硬いギシギシ肉でもなく、赤身肉の旨味があり、とにかくおいしいのです。
そして、安い。
肉じゃがもカレーも牛肉で育ったものの、一人暮らししてからは豚肉か鶏肉しか買わなかったやまぐち。
ここアルゼンチンなら牛肉が買えます\(^o^)/
それだけでも、メンドーサに来て良かったといえるでしょう。
ああ、しあわせや。
ちなみに、肉屋さんでは部位を指定して買うので、毎回カンでおいしそうなやつ選んでたのですが、唯一やまぐちが覚えたのはLomo(ロモ)とAsado(アサド)。
ロモはロースのことです。
アルゼンチンには串焼きBBQ文化があって、Asado(アサド)というと、それ用の串にさす長いお肉が出てきました。
でもちょっと硬かったので、ロモが確実。
さて、前置きが長くなりました。
メンドーサに来てからやってみたかったこと。
牛タンを腹いっぱい食べる。
いつもの肉屋さんに行きました。
やま「牛タンください」
にくや「じゃあ、夕方入荷するから取りに来て」
やま「おっけー」
〜夕方〜
やま「牛タンある?」
にくや「あるよ」
そして、奥の冷蔵庫から出てきたのは、、、、、、
ダダーン!!
牛の舌根から舌尖まで。
やま「まじで?ちょっとでいいんだけど」
にくや「ごめんね。タンは1本売りなの」
むらおかはちょっとひいていましたが、やまぐちの牛タン熱は誰にも止めることはできません。
何キロあるんだろう。
片手では持てませんでした。
むらおかに持ってもらいながら帰ります。
お値段は120ペソ(約860円)
やすっ!!
おなかいっぱい牛タンを食べるために、まずはYou Tubeでお勉強。
牛タン解体開始〜(2時間かかりました)
まずは塩水でごみとか血とかよく洗います。
べろ〜ん。
で、いらん顎の骨とか脂とか筋とかをとります。
食べれそうな筋とかは、あとでタン先と一緒に煮物にするのでよけときます。
ここで宿のオーナー登場。
盛大に散らかして注意されるかと思いきや、
「タン?いいわね〜私もよく食べるのよ♪♪」と言い、出かけていきました。
さすがアルゼンチン。
宿でタンさばいててもだれも全く動じません。
宿泊者が少なくてキッチン空いててよかった。
さて、舌だけになったら、焼肉用のタン元と煮込み用のタン先に分けます。
あ、そうなんです。やまぐち左利きなんです。
べろ〜〜ん。
次にザラザラした皮をはぐのですが、そのままだと難しいので、煮込みにするタン先はさっきの筋と一緒に茹でてしまします。
ついでにアク取りも。
焼肉用は、火が通ったら嫌なのでラップで包んで半冷凍します。
で、切りやすい硬さになったら包丁でザラザラ皮を削いでいきます。
ほんで、スライス。
塩コショウ。できあがり。
サシが入っておいしそう!
ちょっと味見。
ふふーん♪
翌日、サッと炙って牛タン丼に。
翌々日はトマトも追加。
しあわせや。
タン先と筋は、醤油とコーラと余った赤ワインでに煮込みました。
あ、コーラはみりん代わりでございやす。
おなかいっぱい牛タンを食べて大満足でした。
最後にもう一度肉屋さんの写真を。
やまぐち